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TEL. 042-758-2190

〒252-0236神奈川県相模原市中央区富士見6-6-13

設立趣意書prospectus


 現代社会は、経済的・物質的な繁栄が進む一方、都市化の進展による自然の喪失、家庭機能の低下、人間関係の希薄化等、児童・生徒の心身の発達に影響を及ぼすさまざまな問題を抱えています。
 このような環境変化の中にあって、家庭内暴力、校内暴力などの児童・生徒の問題行動や体力の低下に象徴されるように、今日的かつ深刻な教育問題が山積しております。こうした状況下にあって、児童・生徒の父母をはじめとする地域住民は、これらの課題の克服を心から願い、教職員その他の教育関係者とともに手をつなぎ、児童・生徒の実態を見すえ、地域と学校との交流・連帯に根ざした行動を希求しています。
 これに対処すべく、県内各地では、これからの教育の在り方をめぐって熱のこもった論議が展開されている一方、次代を担う児童・生徒が、自然・人とのふれあいを通じて、思いやりのある心豊かな人間として育つよう「ふれあい教育」運動が展開されております。相模原市及び近隣市町村においても、さまざまな事業が実施されておりますが、今後も新しい知恵を出しあい、工夫を重ね展開されていかなければなりません。
 一方、この「ふれあい教育」運動が、この地域において、今後さらに活発に展開されていくためには、日ごろ児童・生徒と最も接触の機会の多い教職員の努力に待つところが、大きいわけでありますが、これら教職員の研修・研究活動の機会及びこれらを支える福利厚生事業の充実があってはじめて効果的になされていくものといえましょう。
 このため、従来から多くの教職員その他の教育関係者が待望していた教育会館を建設し、同会館を地域教育活動の展開の一つの拠点として、「ふれあい教育」連動をより活発に展開していくとともに、教職員その他の教育関係者の教養向上及び福利の増進を図り、もって地域の教育・文化の振興に寄与すべく、ここに財団法人相模原教育会館を設立するものであります。                    (設立:1985年4月1日)

シンボルマーク設定の経緯

 教育会館の設立にあたり、1986年6月に会館のシンボルマーク案の公募を「会館だより」などで広報しました。応募された作品の中から、当時広陵小学校(城山町)の小室捨子さんの作品をシンボルマークとして選定しました。
当時、小室さんは、「このマークは人のイメージです。SとKを用いて親と子のふれあいをあらわしました。Sは相模原、Kは教育会館の頭文字です。」と語っています。


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(一財)相模原教育会館

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